うつ病の症状も良くなって主治医からは復職の診断書がでた。今度会社の産業医面談があるからそれでOKが出れば復職出来そうだけど、産業面談って何を聞かれるのだろう。
うつ病の症状も良くなっていよいよ復職する事になった際に、ある程度の規模の大きい会社だと必ず産業医面談があるはずです。
この産業医面談は、患者側目線の主治医と違い産業医はあくまで会社側の医師として復職が可能かどうかという目線で面談をして来ます。そのためしっかりした準備が必要です。
この記事では、実際に僕が復職の際の産業医面談で聞かれた事や面談で話した再発予防策について紹介します。
目次
産業医面談で聞かれる事
産業医面談で実際に僕が聞かれた事は下記3つです。
- 生活リズムについて
- 通勤が可能かどうか
- うつ病になった経緯について
- 再発予防策を準備しているか
①生活リズムについて
まず、会社生活を送るに当たって朝起きて、日中活動出来ている必要があります。
産業医から事前に活動記録表(1日の活動記録)の作成を求められていたり、会社の人事から作成を求められている場合はそれを元に説明を行ってください。
その際に、産業医がポイントとして聞いてくるのは以下の通りです。
- 睡眠が安定して取れているか
- 朝起きる時間は出社の時間を想定して起きれているか
- 就業しても業務遂行できる様に日中も活動できているか
以上の3つが産業医が確認してきた内容でした。
③に関しては、リワークに通っている人であればそれで問題ないという感じでした。
リワークに通ってない人は、例えば図書館等で仕事の勉強や読書などを日中一定時間集中して行えているかがポイントになりそうです。
②通勤が可能かどうか
電車などに乗る場合、電車通勤などが安全に出来るかもポイントとなります。
うつ病の方は、希志概念がある人や通勤途中に気分が悪くなったり倒れた経験のある人も多いです。
そのため、産業医は安全に通勤出来るか確認してきます。
少なくとも復職面談前の2週間程度は通勤訓練(会社の近くまで出社するだけの行為)を行い、問題ない事を証明しましょう。
③うつ病になった経緯について
自分の振り返りが出来ているか確認されるため、うつ病になった経緯について聞かれます。大変辛い記憶ですが、なぜうつ病になったのかをちゃんと整理しておきましょう。
僕自身が産業医面談で用意したうつ病になった経緯はこちらから
④再発予防策を準備しているか
これは必ず聞かれます。また職場に戻って再発しない様に何をして何を気をつけるかを聞かれます。これがないとまた職場でうつ病を再発すると見なされてしまいます。
僕自身が産業医面談で用意した再発防止策はこちらから。
以上、この記事が少しでも参考になれば幸いです。