リワークを主治医から勧められたけど、リワークって本当に意味あるのかな?
そんな風にお悩みの方に実際に3ヶ月リワークに通った僕の感想を紹介します。
リワークに通うにあたり、意味があるのか賛否あるため通うか迷う人も多いと思います。
そんな人向けに実際に僕がリワークに3ヶ月通った感想を紹介しようと思います。
目次
リワークのメリット
僕が感じたリワークのメリットは下記5つです。
- 同じ状況の人と知り合える
- 生活のリズムが出来る
- 体力がつく
- 認知療法などで自分の思考パターンなどが学べる
- コミュニケーションスキルアップ
①同じ状況の人と知り合える
うつ病で休職中だと家族など限られた人としか接する機会が無くなると思います。
そんな中、自分と同じ境遇の人と知り合える事はとても安心感を得る事が出来ます。
僕も自分だけが苦しんでいるんじゃないんだと心が安心した事を覚えています。
②生活のリズムが出来る
リワークは午前中からプログラムが通常あるため、それに通うためには朝ある程度の時間に起きないといけません。
また通うところができることで、朝起き、日中に活動をし、夜早く寝るといったリズムが作りやすいです。
③体力がつく
リワークのプログラムはヨガなどの運動や体操などを取れ入れているものが多いです。
そのため、最低限の基礎体力がつく様になっています。
④認知療法などで自分の思考パターンなどが学べる
認知療法を行っているリワーク施設は多いです。
うつ病発症前には気づけなかった自分の認知の歪みや思考パターンを学ぶ事ができ、復職後のヒントになります。
⑤コミュニケーションスキルがアップする
リワーク施設では、復職後を見据えて様々な場面でのコミュニケーションのスキルアップなどを目指したプログラムなどがあります。
僕の通っていたリワーク施設では、プレゼンやアサーションの練習などがありました。
リワークのデメリット
あまりない様に思えるリワークのデメリットは下記3つです。
- お金がある程度は必要
- 同じ境遇の人を見て安心し過ぎてしまう
- リワークで学ぶ事の有用性をあまりにも信じてしまう
①お金がある程度は必要
自立支援を受けている方で3分の1の価格になると言っても毎日行くとなると一月である程度の費用は必要です。
と言ってもお昼ご飯などもついてたりするのでかなりお得ではあると思います。
②同じ境遇の人を見て安心し過ぎてしまう
メリットで同じ境遇の人と知り合えると書きましたが、あまりにも同じ境遇の人がいる事で、安心し過ぎてしまう恐れがあると思います。
リワークに通っている人で長くリワークにいる人がいる事で自分も安心してしまい、復職への焦りが全く無くなってしまう人もいると思います。
焦りはよくありませんが、少しはないと職場への復帰意欲がなくなりダラダラとリワークに通ってしまいます。
③リワークで学ぶ事の有用性をあまりにも信じ過ぎてしまう
リワークで学ぶことはあくまで、一般化された知識です。
あなたの職場や人間関係で全く同じシチュエーションになる事はあり得ません。
なので、過度にリワークで学んだ事を盲信しすぎると、リワークで学んだのに何でうまくいかないんだといった事になりがちです。
リワークで学んだ事はあくまで、復職してから働くヒントとして捉えているとギャップも少なくて済むと思います。
まとめ
デメリットもいくつか挙げましたが、リワークは総合的に見て有益だと思います。
ただリワークを絶対視するのも危険だとは思いますが、同じ様な状況の人と知り合え、生活のリズムが規則正しくできるなど、社会復帰を目指す人にとってはとても力強い存在だと言い切れます。
もし、リワークに通うか迷っている人はぜひ通う事をお勧めします。
以上、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
まず「リワークとは?」の解説があったら尚良かったです