仕事がうまく行かなくて、会社で毎日すごいストレス。
最近体も不調だから病院に行ってみたら適応障害と診断されちゃった。
でも評価下がるから、会社には言いたくないし。
もうどうしていいかわからないよ。
僕も昔、適応障害と診断されたのでお気持ちよくわかります。
心の病は会社に言い出しにくいし、評価も下がるかもしれないし不安ですもんね。
僕は適応障害と診断されたにも関わらず、自分の病気と向き合う事が出来ず、働き続けた結果3年後にうつ病と診断されました。
その経験から、適応障害と診断を受けた人は下記4つをする事をおすすめします。
- まずは病気と向き合うこと、これが一番大切
- ストレス源を把握し、環境を調整する
- 現状のストレスに対応できるようにする
- 上記2つをしても良くならない、もしくはする時間を取れない場合は休職をする
では詳細を見ていきます。
目次
そもそも適応障害って何なの?
適応障害とは、下記の状態をいいます。
適応障害とは
出典:人形町メンタルクリニックHP http://www.cocoro-support.com/Adjustment_Disorder.html
どなたでも辛い出来事や思いどおりにならないこと(社会生活上のストレス)によって、不安やイライラが強くなったり(不安感)、悲しみや憂うつになったり(憂うつ感)、時に投げ出したくなったり、自棄になったり(逸脱行動)することは、経験したことがあると思います。
適応障害とは、これらの社会生活上のストレスに対する反応が、多くの方が感じられる以上に強く現われ、仕事上、学業上、家庭内の生活が著しく障害された状態です。
つまり、適応障害は、誰でも遭遇し得るストレスによって予想外に精神的ダメージを受け、適応できなくなった状態です。
予想外に精神的ダメージを受けてしまう背景には、周囲のサポート不足や本人の精神的な弱点が関与していると考えられています。
なお適応障害は人によって様々な症状があると言われています。
ちなみに管理人が発生した症状は下記となっています。
- 頭が重い
- 夜眠れない
- 耳鳴り
- 疲れが取れない
- 頭の回転が遅く感じる
- 気分の落ち込みが常にある
- 何もしてないのに涙が出る
- 食欲がない、逆にありすぎる
詳細は下記記事をご覧ください。
適応障害の診断を受けたらどうすべきか
冒頭でも述べていますが、適応障害の診断を受けたらまずやらないと行けない4つのことを順に説明していきます。
①まずは病気と向き合うこと、これが一番大切
まずは、病気と向き合う事です。
適応障害という病気の診断を受けて混乱をしているかもしれませんが、まずあなたは病気だという自覚を持ってください。
そうすると病気なので治療しないといけないと自然に思うはずです。
管理人はこれができませんでした。
自分が適応障害という診断を受けているにも関わらず、医師の診断を信用せず、何もしないまま無理して働き続けた結果うつ病にまで悪化しました。
まずは自分の病気を認めてあげてください。
まずはそこからです。
②ストレス源を把握し、環境を調整する
適応障害は、名前の通り本人が職場などの環境に適応出来ていないため発生する病気です。
そのため、まずはどの環境・業務が自分へストレスを与えているかを認識する必要があります。
続いてその環境や業務を取り除く様に調整してください。
例えば上司からのパワハラがストレスの原因なら、異動申請やパワハラの管理部署への通報等が考えられます。
また業務量が多すぎる等であれば上長に相談する事で、業務量を調整してもらう事も一つの手です。
この様に、適応障害になった要因を自分で分析し、環境を調整し取り除くことで解決していきます。
③現状のストレスに対応できるようにする
簡単に言うと自身のストレス耐性を上げる事です。
ストレスの原因に対応できる様になるには、カウンセリングを受けたり、自身の考え方や行動の癖を認識し、歪んだバランスを整える「認知行動療法」を行うことによって、起こった出来事に対してストレスコントロールする事が良いとされています。
④上記をしても良くならない、もしくはする時間を取れない場合は休職をする
①〜③を行う事が大切ですがこの3つを行っても良くならない、又はそもそもこれをやる時間すら取れない人も多いと思います。
その場合は思い切って休職がおすすめです。
なぜならあなたは病気だからです。
これ以上悪化させてうつ病などの病気にならないためにも、一度休職して、原因分析や、対処方を考えたり行動する時間を取る事をお勧めします。
なお休職のメリット・デメリットは下記記事を参照ください。
まとめ
最後に適応障害の診断を受けたら、やらないといけないことを振り返ります。
- まずは病気と向き合うこと、これが一番大切
- ストレス源を把握し、環境を調整する
- 現状のストレスに対応できるようにする
- 上記2つをしても良くならない、もしくはする時間を取れない場合は休職をする
僕は今でも適応障害を放置し、3年後にうつ病にまで悪化させてしまった事を本当に後悔しています。
僕の様に症状を放置して治療を怠る事で病気を悪化させることだけは本当に辞めて欲しいです。
以上、この記事を読んでくれらあなたの健康を心から願っています。