うつ病

【体験談】うつ病・適応障害の診断から休職までの流れ

休職の一連の流れ

病院に行ったらうつ病と診断され、休職をすすめられました。
体力も限界だし休職したいけど、この後の流れってどうなるんだろ?

管理人

確かに休職の流れってよくわからなくて不安ですよね。
ネットで調べても実体験があまり出てこないので、実際どういった流れなのかよくわからないですよね。

この様に休職の流れは、ネットでも中々実体験を紹介したものはありませんよね。
この記事ではうつ病と診断され休職するまでを管理人の実体験を元に流れを紹介します。

この記事を読めば、実際の休職の流れを知る事が出来るため手続きに対する不安が無くなります。

会社によっては多少異なりはするものの、大枠の流れは一緒かと思いますので参考にしてください。

目次

管理人のうつ病診断から休職までの流れ

管理人のうつ病診断から休職までの流れ
  1. 病院で診断を受ける
  2. 休職社内規定を調べる
  3. 上司へ一度相談
  4. 産業医と面談
  5. 病院で診断書をもらう
  6. 診断書を会社へ提出
  7. 休職届を提出

①病院で診断を受ける

病院で診断を受ける

通常重度のうつ病じゃない限り、休職の判断は本人に任される事が多いと思います。
その場合は、その場で診断書を書いてもらって休職するかを決めなければいけません。

ただ余程のことがない限り、会社との調整もありますので一度持ち帰り上司や同僚に相談する事をおすすめします。
私の場合も休職を勧められましたが、その場では一度保留する事にしました。

②休職の社内規定を調べる

休職は実は法的な根拠がないため、必ずしもどこの会社にあるわけではありません。

また会社によって休職期間の上限が違ったりするため必ず確認が必要になります。

私も自分の会社の社内規定を読み、会社側に話す前に休職が制度としてあり、その期間が1年である事を事前に確認しました。

③上司へ一度相談する

上司へ一度相談する


一般的によほどのことがない限り、休職する前に病状や休職するかもしれない事を上司と相談すべきかと思います。
理由は2つあります。

  1. 業務量を調整してもらい、休まないという選択肢を選べるかもしれないから
  2. 事前に休職する可能性を示唆する事で、仮に自分が休むことになったとしても周囲への迷惑を極力少なくできるため

私の場合は、残念ながら①は勇気を持って言ったものの結果として仕事量はほぼ減らなかったです。

でも②に関しては、上司へ話したおかげで、新たな仕事は私へは振ってきませんでした。

その結果、仕掛り中の業務がなかったため引き継ぎがスムーズに済み、周囲への迷惑はあまりかけずに済みました。

④産業医面談

産業医面談

これは人によってある人とない人が分かれる所かと思います。

私の場合は③で上司へ相談したところ、会社のかかりつけ医である産業医とも面談する事になりました。

会社側の医者という事ですが、会社の産業医は精神疾患の専門医でないため、そんな身構える必要はありません。

また守秘義務があるので、こちらが許可しない限り産業医から会社側に情報が伝わる事は無いので安心して答えましょう。

なお私の場合は、事前に産業医と上司の方から情報を共有しても良いかと確認を取られたので共有して良いとと答えていました。

よほど会社側に知られたく無い情報がない限りそれで問題ないと思います。

⑤病院で休職の診断書をもらう

病院で休職の診断書をもらう

会社側とも相談して、休職を決意したなら病院で休職の診断書を書いてもらいましょう。

ちなみに私のもらった診断書は、「うつ病のため○月1日より○月31日までの間、休養が必要である」という記載内容だった。

この文言は病院によって違いがある様で、私の行っていた病院は、いつから休むかを書かないといけないということで、開始日を記載していた。
詳細をどうするかは主治医と相談してください。

⑥診断書を会社へ提出

診断書を会社へ提出

病院からもらった診断書と共に休職する旨を上司に話します。
これであとは、社内の規定に則り休職届等を提出するだけとなりますので、社内手続きに則り手続きを進めていきます。

⑦休職届を会社へ提出

休職届を会社へ提出

会社にもよりますが、一般的に休職する前に休職届を会社へ提出します。
書き方は社内の手続きや担当の方に聞いて間違いがない様にしましょう。

休職の手続きの注意点!復職する事を前提に手続きする事

うつ病や適応障害の診断を受け、体力精神力共にキツいところに、事務手続きまで中々頭が回らないかもしれないが、周囲への配慮も含め、なるべく丁寧に迷惑のかからない様にする様にしましょう。

なぜなら休職は復職する事が前提にあるからです。

転職する事が確実な人以外は、復職しづらくなる様な休職の仕方だけは避けた方が無難だと思いますので、上司や周囲への配慮及び書類の手続きはきっちり行う様にしましょう。

まとめ:うつ病や適応障害の診断から休職までの流れ

以上が、私が実際に経験したうつ病の診断から休職に至るまでの流れと注意点です。
人によって流れは違うものの、大きな流れは変わらないでしょう。

ぜひ、周囲への配慮と確実な手続きをして気兼ねなくゆっくりと休める様に手続きをする様にしてください。

以上、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

ABOUT ME
ねこべえ
娘二人を持つ30代の会社員。東証1部上場企業で15年経理業務に従事。 順風満帆の社会人生活を送ってきたが、転職を機にうつ病を発症し現在休職中。将来の副業収入及び、同じ様な境遇の方に役立つ情報を発信したいうと思いきあらブログ「うつの道しるべ」を始める。 またブログでの正しい情報発信のためメンタルケア心理士の資格勉強中。
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