うつ病

【体験談】うつ病や適応障害のセカンドオピニオンのメリット・デメリット

セカンドオピニオン

今の病院でうつ病って診断を受けたけど、本当にうつ病なのかな?
主治医の先生もあまり話を聞いてくれなかったし本当に診断があってるか不安。

管理人

精神科や、心療内科で受けた診断がいまいち納得出来ない時はセカンドオピニオンを上手に使いましょう。

この記事では、精神疾患の方のセカンドオピニオンを受けることのメリットとデメリットを紹介します。

初めて心療内科や精神科に行ってうつ病や適応障害って診断受けても、曖昧な部分も多く、本当にあってるかどうか不安ではないですか?
そんな方におすすめなのが、セカンドオピニオンです。

この記事を読むことで診断に納得できない人は、セカンドオピニオンを受けることにより、病気ときちんと向き合い治療を行える様になると思います。

この記事を読む事をおすすめできる人
  • うつ病や適応障害などの診断を受けたが、病院の診断に納得いっていない方
  • 現在の通っている主治医と上手くコミュニケーションが取れないなど、主治医との相性が悪い方
  • 先生との治療の方針が合わない方(薬を使いたくないなど)

目次

うつ病、適応障害と診断された方がセカンドオピニオンを受けるメリット

うつ病、適応障害と診断された方がセカンドオピニオンを受けるメリット

①自分の病気の診断に納得ができることで、治療に専念できる様になる

セカンドオピニオンを受けようと考える方に一番多いのは、自分の診断に納得がいかない方が一番多いと思います。
そんな慎重なあなたも、二つの病院で同じ病名を言われたなら納得もする可能性が高いです。

私がそうでした。
自分がうつ病との診断を受けましたが、どうしてもうつ病だという事が納得できませんでした。
そこでセカンドオピニオンを受けてみることをしましたが、そこでも同一の診断結果だった事でようやく納得する事が出来ました。

ただもし最初の病院と診断が違う場合は、どちらがより自分の症状と一致していて、納得出来る説明なのか見極める必要があると思います。

どちらにせよ、自分の病気をはっきりさせる事で治療に集中する事が出来る様になることは間違いありません。

②セカンドオピニオンの先生の方がよければ、主治医を変更できる

今行っている病院の主治医、悪い先生では無いけど高圧過ぎて自分の相談をしたい事を相談しにくいんだよな。

上記の様な、現在通院している先生と今一相性が良くない場合もセカンドオピニオンがおすすめできると思います。

今後も長く様々なやりとりをする先生なので気軽に相談もでき、性格的な相性が良い先生を選ぶ事をお勧めします。

一度不信感を持ってしまったり、気軽に相談する事が出来ないと、病気以外でのストレス発生源になってしまいますので注意が必要です


完璧な先生はいないですが、信頼も出来、気軽に話ができる先生が理想だと思います。

③治療方針を変更する事ができる

治療方針を変更する事ができる

現在の主治医は、薬を処方して治療をしていくと言っているがなるべく薬は使いたくない。
治療方針が合わなくて困っている。

上記の様な、現在通院している主治医と治療方針が合わない場合もセカンドオピニオンがおすすめできると思います。

どうしても薬物療法を避けたい人などは、現状の病院と相談も出来ますが、そもそも薬物療法しない事を推進している病院も沢山あります。

そういった病院を選び直すことで、治療方針を変更することもできます。

うつ病、適応障害と診断された方がセカンドオピニオンを受けるデメリット

うつ病、適応障害と診断された方がセカンドオピニオンを受けるデメリット

①気力・体力を消耗する

正直、セカンドオピニオンに興味はあるが、気力、体力的に厳しい。

うつ病や適応障害の診断を受ける人は、気力・体力的に限界に近い人が多いです。
そのため治療以外に体力を使うことは極力避けたいところです。


なので、今の病院の診断が納得性も高く主治医との相性も問題なければそのままで問題ないかと思います


もしそうでなくセカンドオピニオンを受ける場合は、受診のタイミングを少し遅らせて、少し体力が回復して冷静な判断が出来る様になってから受ける事をお勧めします。

②セカンドオピニオンを言い出す時にストレスを感じる

セカンドオピニオンを言い出す時にストレスを感じる

セカンドオピニオンを受けるのですから、言い出す時とても気まずく感じますよね?
でも実は気にしているのはあなただけの様です。
実際は下記の様に、医者の8割はセカンドオピニオンを切り出されても不快に感じていません。

【Q1】がん以外の病気において、患者さんから「他の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きたい」と言われたことはありますか?また、その際にどう感じますか?
―「セカンドオピニオンを求められたことがある」医師は約6割

8割以上の医師は、セカンドオピニオンを求められても「不快に感じない」

出典:PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000010134.html

とは言っても、ある程度セカンドオピニオンを切り出すのに勇気は必要かと思います。
性格にもよるとは思いますが、言い出すのに勇気やある程度のストレスは発生してしまうかもしれません。

③やりすぎるとドクターショッピングになってしまう

セカンドオピニオンを受けたが、それでも納得できないとさらに病院を探してしまうとドクターショッピングという医療機関を転々と受診してしまうことになりかねません。

世の中に完璧な人間がいない様に主治医にも完璧な人はいません。
ある程度自分が納得できる病院・主治医が見つかったら信頼して通う様にしましょう。

セカンドオピニオンのメリット・デメリットまとめ

メリット
  1. 自分の病気の診断に納得ができ、治療に専念できる様になる
  2. 紹介先の先生の方がよければ、相性の良い先生に変更できる
  3. 治療方針を変更する事ができる

デメリット
  1. 気力・体力を消耗する
  2. セカンドオピニオンを言い出す時にストレスを感じる
  3. やりすぎるとドクターショッピングになってしまう

以上、いかがでしたでしょうか。

セカンドオピニオンは患者の権利です。

診断に納得出来ない時や、担当医との相性や治療方針が合わない時に我慢する必要はありません。
我慢して治療に集中できない事だけは避けましょう。

なお実際にセカンドオピニオンを行う場合は、デメリットも理解の上行う様にしましょう。

以上、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

ABOUT ME
ねこべえ
娘二人を持つ30代の会社員。東証1部上場企業で15年経理業務に従事。 順風満帆の社会人生活を送ってきたが、転職を機にうつ病を発症し現在休職中。将来の副業収入及び、同じ様な境遇の方に役立つ情報を発信したいうと思いきあらブログ「うつの道しるべ」を始める。 またブログでの正しい情報発信のためメンタルケア心理士の資格勉強中。
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