うつ病

【体験談】うつ病と診断されたら休職すべきか?休職をおすすめする理由を解説します。

病院でうつ病と診断されましたが、休職すると周囲へ迷惑かける事などを考えてしまい、中々決められません。
どうしたらいいんだろう?

管理人

その気持ちよくわかります。
僕もうつ病と診断されてから休職するまでに2ヶ月程かかりました。
でも今ではそんなに時間をかけた事を悔やんでいます・・・

結論から言います、うつ病と診断された方はすぐに休職する事をおすすめします。

僕はうつ病を診断されてから、休職するまでに2ヶ月程かかりました。その2ヶ月間は自分の体調も悪化し、会社も半分行けていない状態でした。
そのため結局周囲にも迷惑をかけ、結果として何もいい事はありませんでした。

この記事ではうつ病と診断されたらすぐ休職する事をおすすめする理由を、体験談を交えながら紹介していきます。

目次

うつ病と診断されたらすぐに休職する事をお勧めします。

うつ病と診断されたらすぐに休職する事をお勧めします。

うつ病と診断されたらすぐ休職した方が良い理由は下記4つです。

すぐ休職した方がいい4つの理由
  1. 悩んでいる間も働いているので回復が遅れる、若しくは無理して病状が悪化する可能性がある。
  2. 周囲に迷惑をかけるのは、働いていても、休職しても同じ。
  3. 休職には様々なメリットがあるが、デメリットよりメリットの方が大きい。
  4. 何はともあれ病気を治療することを優先する。

では一つ一つ紹介していきます。

①悩んでいる間も働いているので回復が遅れる、若しくは無理して病状が悪化する可能性がある。

悩んでいる間も働いているので回復が遅れる、若しくは無理して病状が悪化する可能性がある。

一つ目の理由としては、悩んでいる間も働いているため、病状が回復しない。
もしくは悪化する可能性がある事です。

うつ病は、働きながら治療をする方もいますが、一般的に下記の通りうつ病は休んで治療した方が治りが早いと言われています。

休むことは、治療の一環です

 

うつ病の患者さんの治療において基本となるのが、「休養」と「薬物療法」です。
特に抑うつ状態の強い患者さんにとっては、休養をとることが非常に重要となります。なぜなら、フル回転で毎日を送ってきた患者さんにとっていったんブレーキをかけることは、新たに自分のペースをつかむきっかけとなるからです。休養をとることで薬物療法も本来の力を発揮でき、休養と薬物療法は車の両輪のような存在といえるでしょう。
とはいえ家事や育児に追われていたり、仕事を持っている人の中には、休むことに大きな抵抗を感じる人もいるでしょう。休養をマイナスイメージで捉える患者さんは多いようですが、休養は治療の一環です。心と体をしっかり休めて、うつ病治療に専念しましょう。
出典:うつ病 こころと体 https://utsu.ne.jp/treatment/approach/

また働きながらですと、職場でのストレスがさらに病状を悪化させる可能性があります。

実際私自身は、投薬しながら会社に2ヶ月ほど行っていましたが、よくなっている感じはなかったです。
むしろ勤務していると色々なストレスを感じるので、段々症状が悪くなっている気がしていました。

②周囲に迷惑をかけるのは、働いていても、休職しても同じ。

周囲に迷惑をかけるのは、働いていても、休職しても同じ。

これは、自分では気づきにくいポイントだと思います。
会社や周囲のために無理して働いているつもりかもしれませんが、周囲は気を遣っているものです。

いつ休むかわからない人間に大事な仕事をお願いできません。

またうつ病と診断される位なら単純ミス等も増えているかと思います。

周囲としてはむしろ、一人の仕事は増えてしまいますが、休んでくれた方がスムーズにいく事もあるし、他の人に仕事を回しやすくなるため周囲にとってもやりやすい部分もあったりします。

ですので、休職したとしても周囲に迷惑をかけるという意味でどちらでも迷惑をかけるという部分で一緒なので気にしなくていいです。

③休職には様々なメリットがあるが、デメリットよりメリットの方が大きい。

休職には様々なメリットがあるが、デメリットよりメリットの方が大きい。

休職にあたり、メリットの方がデメリットより遥かに大きいです。

下記休職のメリットとデメリットをまとめておきますが、項目事に紹介すると長くなりますので、詳細は下記別記事で紹介していますのでそちらを参照ください。

休職のメリット
  1. 傷病手当金により収入が担保されているため、治療に専念できストレスの元凶からも離れられる
  2. 自分がそもそも病気だと認識することができる
  3. うつ病になった原因や、うつ病にならない対策を考えられる
  4. 家族との時間が増える
  5. 自由に好きなことができる
  6. ゆっくり休むことで自分の将来について考えることができる
  7. 退職ではないので、復職でる
  8. 退職を決めたらなら転職準備もできる時間ができる
休職のデメリット
  • 社内評価が下がる
  • 転職する時に源泉徴収票から休職したことがバレる可能性がある
  • 住宅ローンや保険に入りづらくなる

ちなみに下記2点、私は休職前に不安に思っていました。

  • 戻りづらい気持ちになるのではという不安
  • 休むと能力が下がって戻った時、辛く感じるのではないかという不安

これに関しては実際に人によるし、実際に戻ってみないとわからないので、上記のデメリットには入れていません。
考えてもしょうがないことはなるべく考えない様にしましょう。

④何はともあれ病気を治療することを優先

何はともあれ病気を治療することを優先。

何はともあれ病気を治療することが一番大切です。

意外にこれ、うつ病の方忘れがちだと思います。
うつ病と診断された時点であなたは病気なんです。
またうつ病はローンや保険に影響を与える位の大病です。

自分の体を治す事を第一に考えましょう。

管理人が実際に休職してみて思った事

正直、僕はうつ病と診断されてからなんであんなに無理して会社に行って働いていたんだろうと後悔しています。

うつ病の急性期なんてまともに仕事が出来る訳ないです。
例え出来ていたとしてもミスをしてしまったりするので余計落ち込んだりして病気を悪化させます。


僕はうつ病を診断されてから2ヶ月間働き続けることで、自分の体調も悪化し、会社も半分行けていない状態で周囲にも迷惑をかけ、結果として何もいい事がありませんでした。

もっと早く休んでいればその分早く治す事ができたと今でも悔やんでいます。

まとめ:うつ病と診断されたらすぐに休職する事をお勧めします

いかがでしたでしょうか。
最後にもう一度まとめると、うつ病と診断され休職した方がいい理由は下記4つとなります。

すぐ休職した方がいい4つの理由
  1. 悩んでいる間も働いているので回復が遅れる、若しくは無理して病状が悪化する可能性がある
  2. 周囲に迷惑をかけるのは、働いていても、休職しても同じ
  3. 休職には様々なメリットがあるが、デメリットよりメリットの方が大きい
  4. 何はともあれ病気を治療することを優先

この記事を読んだ読者さんは、自分の治療を第一に考え休職する事をお勧めいたします。
あなたが休んでも、休まなくても周囲にかける迷惑は一緒です。

というわけで、今回は「うつ病を診断されたらすぐ休職すべき理由」を紹介しました。

参考になれば幸いです。

ABOUT ME
ねこべえ
娘二人を持つ30代の会社員。東証1部上場企業で15年経理業務に従事。 順風満帆の社会人生活を送ってきたが、転職を機にうつ病を発症し現在休職中。将来の副業収入及び、同じ様な境遇の方に役立つ情報を発信したいうと思いきあらブログ「うつの道しるべ」を始める。 またブログでの正しい情報発信のためメンタルケア心理士の資格勉強中。
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