うつ病

結局何が違うの?うつ病と適応障害の違いは何か解説します。

適応障害って診断されたんだけど、うつ病と具体的に何が違うの?
症状も似ているし正直何が違うかわからないんだけど。

僕は過去適応障害と診断された時は同じことを思いました。
その数年後にうつ病に悪化したため、両方の症状や違いなどを調べ、2つの病気が異なることに気づけました。

適応障害とうつ病は本当に似ている病気です。
でも確かに違いがあります。

この記事では、うつ病と適応障害の違いについて紹介します。
この記事を読めば、今適応障害と診断されてうつ病と何が違うのかわからず困っている人もわかる様になると思います。

適応障害とは

適応障害とは、ある特定のシチュエーションがその当人にとってとても耐えがたい状態であるため、それがストレスとなって気分や行動、体調に症状が現れるものです。

つまり文字通りその環境に自分が適応出来ていない事を適応障害と言います。

なおストレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、症状が特定のストレス下に置かれている時にだけ発生し、ストレスから距離がある程度離れた時には、あまり症状が出ないといったことが多いのも適応障害の特徴です。

症状の一例としては、精神的な症状としてうつ状態、焦燥感、不安感、集中出来ない、イライラする、意欲の低下などがあります。
身体症状としてはめまい、頭痛、動悸、倦怠感などがあります。

また特徴として極度の苛つきにより、些細な事で言い合いになってしまったり、物を壊してしまうような破壊行為などをしてしまうなど行動面にも症状がみられることもあります。

なお特定の辛いシチュエーションとは、どういったシチュエーションが辛い状況になるのかは人によって差があるので注意が必要です。

適応障害のポイントをまとめると下記の様になります。

適応障害とは
  1. 原因となる特定のストレス源がはっきりしている
  2. 症状は、うつ病とほぼ同じ
  3. ストレス原因から離れると症状が安定する

うつ病とは

一方、気力がわかず数日に渡り気分が落ち込む、眠れない、食欲がない、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性が高いです。

うつ病は、ストレスが重なることなどの様々な理由から脳の機能障害が起きてしまっている状態です。

脳がうまく働いてくれないので、ものごとの捉え方が自然と否定的になり、自分がダメ人間だとマイナスの面ばかり感じてしまいます。

そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じられ乗り越えれないようになっていきます。

そして何をしても上手くいかないとどんどん自分を追いつめていってしまいます。

ただややこしいことに、症状自体は適応障害ととても似ているのです。
具体的な症状としては、気分の落ち込み、普段楽しめたことが楽しめない、興味の喪失、早朝覚醒や中途覚醒などの睡眠障害、激しい体重の増加もしくは減少、疲れが取れないなどがあたります。
どうですか?適応障害で挙げた症状と似ているでしょう?

うつ病のポイントをまとめると下記の様になります。

うつ病とは
  1. 原因となる特定のストレス源が適応障害ほどはっきりしていない
  2. 症状は、適応障害とほぼ同じ
  3. 1日中気力がわかない等、ストレス原因から離れても症状が安定しない
  4. 脳が正常に働いていない状態である

うつ病と適応障害が似ている部分

症状がとてもよく似ている

なぜこのうつ病と適応障害がよく混同されるかというと症状がよく似ているからです。

症状の具体例としては、不安感が強くなる、抑うつ性があると言った症状は両方ともに該当します。

その他の細い症状もうつ病と適応障害はよく似ていてさらに個人差もあるのでほとんど区別がつかないと思います。

うつ病と適応障害の違い

脳の機能が正常に働いているか

適応障害とうつ病の大きな違いとして、脳が正常に機能しているかが異なると言われています。

一般的に適応障害は心の病気で、うつ病は脳の病気と言われています。

うつ病の人は脳の神経伝達物質のノルアドレナリン・セロトニン・ドーパミンなどが正常に機能していないと言われています。
一方適応障害の方は、不安感や抑うつ性があるものの、これらの神経伝達物質が正常に機能していると言われています。

そのためうつ病にはそれらの神経伝達物質の効果を高める投薬治療が有効で、適応障害の方には抗うつ薬などの投薬治療はあまり効果がないとされています。

ストレス状態から離れた時に違いが出る

適応障害とうつ病の違いとして、ストレスから離れた時の抑うつ状態の違いが挙げられます。

うつ病の場合、ストレス源から離れても抑うつ状態が続くと言われています。
しかし適応障害の場合、一般的には特定の環境やシチュエーションから離れると症状が緩和されると言われています

そのため、特定の環境に無い休日は元気だったり、休職したら比較的すぐ元気になりやすいと言われています。
また復職すると、特定の環境に戻ってしまうため調子が悪くなりやすいのが適応障害の特徴と言われています。

原因について

これは少し曖昧なところがありますが、一般的に

適応障害はある特定の環境や状況が原因と特定できる。例えば職場の異動や転職が挙げられます。
一方、うつ病は特定する事が出来ないと言われています。

しかし実際には適応障害が悪化し、うつ病になる方は沢山いますので、特定できたとしてもうつ病になる方はいらっしゃるという事だと思いますので、この違いはあまり参考にならないのかなと個人的に思っています。

適応障害はうつ病予備軍です

実は適応障害からうつ病へと移行してしまうケースはとても多いとされています。

管理人

僕も適応障害をちゃんと治療せず放置した結果、うつ病になってしまいました。

例えば、適応障害と診断されていた患者様でも、その後の経過観察で、症状がよりうつ病に近いと判断され、うつ病だと再診断されることが多いようです。

なぜなら、うつ病などの気分障害や不安障害などの診断基準を満たす場合はこちらの診断が優先されるからです。

こういった風に適応障害からうつ病に症状が悪化する事が多いため、適応障害はうつ病の予備軍とよく言われます。

まとめ:うつ病も適応障害も要注意です

以上の様にうつ病と適応障害は症状などがとても似ていますが、違う事がわかったと思います。
主な違いは大きく下記2つです。

うつ病と適応障害の違い
  • 脳の機能が正常に働いているか
  • ストレス状態から離れた時に違い

基本的にうつ病の予備軍が適応障害と先ほど述べましたが、適応障害も放置しているとうつ病になるという大変恐ろしく辛い病気です。

適応障害と診断された方も必ず適切な治療を行って僕みたいにうつ病にならない様にしましょう。

以上、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

ABOUT ME
ねこべえ
娘二人を持つ30代の会社員。東証1部上場企業で15年経理業務に従事。 順風満帆の社会人生活を送ってきたが、転職を機にうつ病を発症し現在休職中。将来の副業収入及び、同じ様な境遇の方に役立つ情報を発信したいうと思いきあらブログ「うつの道しるべ」を始める。 またブログでの正しい情報発信のためメンタルケア心理士の資格勉強中。
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