この記事では、僕が今も飲んでいる薬サインバルタについて、一般的な効果や副作用に併せて僕個人の感想も紹介します。
抗うつ薬って最初特に副作用があるかもしれないし不安ですよね・・・
特にうつ状態時は、うつ病そのものの症状と薬の副作用が混同しがちかと思います。
この記事を読んで頂ければ、事前にサインバルタの効能と副作用がわかるので、飲む時の不安の解消に役立つと思います。
また主治医に薬の効果や副作用を伝える時にも役立てて頂ければ幸いです。
目次
管理人がサインバルタを処方された経緯
このサインバルタは今でも飲み続けていて僕にとっては一番効果のあった薬と言えます。
この薬なしでうつ病が良くなることはなかったと思います。
この薬を飲み始めた当時僕は、ジェイゾロフト(セルトラリン)という抗うつ薬を飲んでいました。
ジェイゾロフトは不安や緊張を抑える薬だったため、不安感はかなり解消され精神的に安定している感じを受けていました。
ただ、当時の状態は急性期は抜けたものの億劫感が強く、行動を起こすことがとてつもなくハードルが高い状態であったため引き続きベッドから動けない状態でした。
そこで、私の主治医はSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)でノルアドレナリンの活動を助け、意欲を高める薬としてサインバルタを処方してきました。
↓下記ジェイゾロフトの記事も参照ください。
サインバルタの効果について
一般的な効果
中枢神経系の痛みを抑制する経路に作用し、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、痛みを和らげます。
通常、糖尿病性神経障害、線維筋痛症、慢性腰痛症や変形性関節症にともなう疼痛の治療に用いられます。
参照:くすりのしおり http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka_plain.cgi?n=43238
となっております。
セロトニンとノルアドレナリンの働きを助け、①不安や落ち込みの低下と②意欲の低下を防ぐ効果があると言われています。
サインバルタは腰痛や頭痛などの痛み止めにも使われます
サインバルタは痛みを和らげる効果もあります。
うつ病の人は、慢性的な頭痛や腰痛などを持っている人も多いです。
そういった方には、うつ病そのものへの効果への期待と併せて服用される事が多い様です。
管理人にとっての効果
僕は特に『意欲の回復』に効果がありました。
僕はうつの状態として強い億劫感がありました。
急性期は、ご飯を食べることや歯を磨くなどそういった日常生活ですら行動するのに一苦労でした。
ただこの薬を飲み出してから億劫感はかなり減り、普通の日常生活なら送れる様になりました。
サインバルタの副作用について
一般的な副作用
主な副作用として、吐き気、傾眠、口渇、頭痛、便秘、下痢、めまい、腹部痛、不眠、倦怠感、食欲減退、高血糖、嘔吐、体重増加、腹部不快感、発疹、かゆみ、じんましん、接触性皮膚炎、光線過敏反応(日光による過度の日焼け、かゆみ、色素沈着)、血管浮腫、皮膚血管炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
参照:くすりのしおり http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka_plain.cgi?n=43238
考えられる副作用は全てあるんじゃないかと思うくらいの量となっています。
この量はうつ病の副作用の種類としてもかなり種類が多い方だと思います。
特に、嘔吐や下痢などの胃腸障害や、不眠の症状が目立つと言われています。
管理人に出た副作用
上記の通り抗うつ薬としても、副作用が多い様に感じるサインバルタですが、幸いにも管理人は何も副作用が出ませんでした。
サインバルタとよく併用される薬
ミルタザピン
エビリファイ
まとめ:サインバルタを服用した感想
僕にとってはサインバルタは抗うつ薬の中心的存在となりました。
薬との相性もあったのかもしれないのですが、物事をするときの億劫感が本当に軽くなりました。
この薬を飲むことができたことで、日常生活だけでなく、散歩やちょっとした運動も出来る様になり、うつ病の改善につながりました。
ただし、前述した通り副作用の種類はかなり多めで人によっては、辛い副作用が発生する可能性もあると思うのでそこは医師と確認し慎重に服用する様にして欲しいです。
以上、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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